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  • 執筆者の写真野口佳宏

【岐阜県】方針⑥ 現状・教育・経済・県施設について

2020.5.14.(Thu.)「古田知事記者会見」(政府諮問委員会による「緊急事態宣言」解除の了承を受けて)要旨になります。

(動画(YouTube)を貼り付けてありますので、ご覧ください。)


○現状報告(00:00〜)

政府の手続きが進行中ですが、特定警戒都道府県、緊急事態措置を行う指定区域からも外れることに専門家会議では決定となった。

国の定性的な基準である医療提供体制、検査体制についてご評価いただいた。


また、先般、決定した岐阜県独自の基準指標についても2週間クリアしている。

こういった結果が出たのは、4月後半の「緊急事態宣言」に伴う総合対策を実行し、大型在宅連休ということで、県民の皆様にお願いし「オール岐阜」でご理解とご協力をいただいたと思いますし、医療関係の方々には、感染者のケア、病床の用意、PCR検査を精力的に行っていただいた。あらゆる分野の皆様が、ご協力くださったということで、大変ありがたく思っております。


しかし残念なことは、今朝ほど県としては、7人目の方が亡くなられました。お悔やみとご冥福をお祈りします。

改めて新型コロナウイルスの恐ろしさを知ったところでございます。


岐阜県としては、解除の対象となりましたが、再流行のリスクは常にあり、第2波、第3波の警戒をしながら次に進んでいくことになるだろうと思います。



○教育について(5:53〜)

先般、発表した通りですが、教育分野の感染症防止について学校関係者、児童・生徒含めて取り組んでいただきたい事項をガイドラインとして公表していく。




○経済について(6:12〜)

来週、経済界のリーダーの方々にご参集いただいて、特に正式名称は決定しておりませんが、例えば「経済再生協議会」というような検討会を立ち上げて、いろんな角度から、岐阜県経済の再生についてご意見、ご提言、ご要望をいただき、そこで意見を集約したものが、補正予算につながっていくんだろうと思っております。


緊急事態宣言は、解除はされましたが、単に日常に戻るのではなく「コロナが潜んでいる日常」に戻っていくということで、1つのスローガンでもありますが、明日発表する指針のタイトルを「コロナ社会を生き抜く」ということで積極的にコロナの潜んでいる社会の中で、あらゆる手立てを打ち出していこうと思います。

その骨子は、新しい生活様式、3密防止、Social Distance(ソーシャル・ディスタンス)、マスク手洗いの励行を当たり前の行動様式ということで定着させていく。


これまで「自粛要請・休業要請」を特措法に基づいてお願いしてきましたが、一気に解除するのではなく、段階的に感染症対策について、それぞれの分野にふさわしいカタチで、対応できるようになったところを見届けてから、解除を行うということで、そのための指針を明日、お出しします。(経済分野と教育分野は切り離して指針を作成。)

個人の行動様式・生活様式、事業者・店舗の行動様式の指針についても用意している。



○県の施設・イベント等について(9:25〜)

国からは、全国的な大規模イベントは当分できない状況と聞いている。

県のイベント開催に関しては、施設運営やイベントの規模等を見極めて判断し、ある程度、感染症の予防対策が整い次第、来週あたりから、順次、県施設の運営を再開する。



○クラスターが発生した経験のある分野について(10:33〜)

岐阜県では、接客を伴う飲食店、スポーツジム、合唱団、全国的には、ライブハウスについては、しっかりとした感染症予防対策を立てていただいた時点で慎重に解除を行っていく。



○明日(5/15)のスケジュール

午前:専門家会議

午後:教育推進会議

  :オール岐阜協議会

  (県内市町村長・医療関係・経済界など)

  :岐阜県庁対策本部←指針・ガイドライン等の最終決定



○質疑応答(12:40〜)






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